平成31年05月20日(ICレコーダと騒音計・データレコーダの違いについて)(61)
●試験対象
・ICレコーダ:
汎用リニアPCMレコーダ(コンデンサマイク、16・24Bit、48kHz)
(録音条件:内蔵マイク使用、フィルターOFF、
オート録音レベルOFF、16Bit、WAVファイル)
・騒音計・データレコーダ:
リオン普通騒音計・CFデータレコーダ
(録音条件:騒音計マイク使用、Z特性音圧レベル、16Bit、
48kHz)
●試験音源
・環境音:テレビの音声
●試験方法
ICレコーダ、騒音計-データレコーダ同時に環境音を録音し、
1/1オクターブバンド周波数分析を行い、ICレコーダの録音特性
を試験した。
●機器構成イメージ
●結果
・騒音計-データレコーダの結果を正とすると、ICレコーダは、
63Hz未満の低い周波数で、録音感度が悪いようである。
・ICレコーダの用途が、会話などの録音であり当然の結果である。
令和02年07月21日(扇風機の風力低下)(62)
扇風機の羽やガードのほこりを意図的にためてみた(掃除前)。
掃除してほこりを取った(掃除後)。
掃除前と掃除後で、扇風機のガードの前5cm付近の風速の測定
を行った。
●測定結果
状態\ 風量 | 弱 | 中 | 強 |
---|---|---|---|
掃除前 | 約 0.5m/s | 約 0.5m/s | 約 0.5m/s |
掃除後 | 約 3m/s | 約 4m/s | 約 5m/s |
上記のような結果となった。
掃除後は、風が体にあたると寒いと感じる位なので、
掃除はこまめにしましょう。
掃除前の写真
令和05年10月18日(重量床衝撃音低減マット「yマット」)(63)
騒音制御(Vol.47 No.4 2023.8)という学会誌で 環境デザイン賞を
受賞していたので紹介します。 重量床用は珍しい。
この製品は、重量床衝撃音の低減を目的に開発されたもので、 へたり難い
(繰り返し載荷試験JIS K 6400 により確認)素材を 使い、転倒に
対する安全性については衝撃吸収性能試験(JIS A 6519) を行い、
衝撃時の加速度がたたみの半分以下であり、防汚性も考慮されているとの
ことである。低減量は約5dBとのこと。
開発事業者
・社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団
・大成建設株式会社
・田島ルーフィング株式会社
ネットで「yマット」と検索すればでてきます。
令和07年08月06日(低周波音が血行促進?)(64)
2025.5.24 NHK ヴィランの言い分 選ノイズより
60~100Hzの低周波音、可聴域低音を血行の悪い部位に
5~30分照射するとその周辺の体温があがるとのこと
体温の上がる機序は下記のように説明されています。
1.冷え性の部位のみに短時間(5~30分)照射する。
2.60~100Hzの音圧レベルが血管の内側を共振させる。
3.内皮刺激され一酸化窒素(NO)が出る。
4.一酸化窒素(NO)が血管を拡張する。
5.血流量が増えて体温が上がり、冷え性に効く?
注意:上記の検証をしていないので真偽不明です。
従って、問い合わせされてもお答えできません。
63Hz_WAVファイル(オクターブバンドノイズ)(約0.4MB)
※再生は音量に注意し、自己責任でお使いください。空気の振動感があります。
現在スマホのみ再生できます。
再生しても聞こえないスピーカーもあります。
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