●測定内容 携帯電話などの呼出音は、幅広い年齢層にも聞こえる必要があり、 鳴動間隔、音の高さに工夫が見られる。 携帯の呼出音にどのような工夫があるのかを分析した。 ●測定結果 呼び出し音は、下図(A特性)のように大きい音(68-70dB、0.10秒) と小さい音(59-62dB、0.05秒)が交互に8回鳴動している。 その大きい音と小さい音の成分を1/3オクターブバンド周波数分析した。 大きい音の周波数成分は、A特性音圧レベルと同期して主に3.15kHz (次いで6.3kHz、 8kHz、1kHz)であった。 小さい音の周波数成分は、A特性音圧レベルと同期せずに5kHz (次いで4kHz,2kHz)であった。 1/3オクターブ中心周波数分析では、周波数が高くなると分析の周波数が 粗くなるのでFFT分析を行った。 大きい鳴動音の赤線周波数(3kHz、7kHz、1kHz)、小さい鳴動音の 青線周波数(5.25kHz、2.275kHz、3.75kHz)に分かれていた。 分析した携帯電話呼出音(再生) mp3ファイル ※再生時の音量には注意して下さい
|
〒612-8491
京都市伏見区久我石原町7-116
TEL 075-921-3921
FAX 075-203-7402